コンセプト

贅沢なひとときを楽しむワンランク上のレストラン

テーブルセット

昼は池の水の流れを眺めながら、夜はテーブルの上で揺れるキャンドルの光に照らされて…。贅沢なお料理と優雅な時間をお楽しみいただけるレストランです。

 地元伝統店のホテルレストランとして、老若男女を問わないお客様からご信頼を賜り、レストランウェディングや、七五三祝い、お誕生日会など晴れの日にも多くご利用いただいております。

 駅から近い場所にあり、お席もグループ席から個室まで対応できますので、会社のランチミーティングやクラス会などの集まりにも便利です。

店内のご案内

レストラン誕生秘話とパワースポット『龍の池』

歴史の里石岡は、常陸国の「国府」がおかれ、古くは茨城県一の繁栄を誇っていました。このようなわけで、市内のあちらこちらに史跡が点在しております。
 ホテルグランマリアージュの建設地は、石岡市国府一丁目一番地です。このホテルの建設にあたって、とても不思議なことが起こりました。

 「石岡にはホテルがなくて不便だ」というお客様の声にこたえて、計画がスタートしたのですが、当初は、ちがう場所(国府一丁目二番地)で規模も目的もビジネスホテル並みで宿泊中心のものでした。
 それが急転直下、まずは現在の場所の半分の土地が手に入り、早速、地鎮祭をとり行ない平成8年2月に開業する予定になりました。そして次の奇跡は地鎮祭から間もなく起こりました。「公共に利するホテル事業の為なら土地を譲ってもよい」という隣接地の持ち主からの連絡が入ったのでした。「どうせ、ホテルを建てるのなら、やはり大きなものを、そして、夢のあるホテルウェディングをお客様に提供したい」という願いがあっという間に叶ったのです。

 計画は二倍の規模に拡大しました。「より良いものを」とがんばってプランを立てる中、様々な問題が起こり、「いったい何が原因なのか?」と思案にくれていたある日、神様のお告げがあったのです。

ゆったりとした空間で、愉快なひとときを…

それは「ホテルを建てようとしている土地に古くからの井戸があります。この井戸は石岡にとって、大切な井戸です。絶対に粗末にしてはなりません。総社宮さまと、弁天様の池とこの井戸は、それぞれが正三角形の頂点であり、その内側が古くからの石岡の街なのです。ホテル用地にある井戸を大切に『水神様』として、東南、すなわち石岡の発展の緒となった高浜の入江の方角に向けてお祀りしなさい。そうすればホテルも石岡市も、繁栄する事でしょう。ただ、開業から七年間は待つのです。すなわち十の力があっても三で抑える事。そして、八年目からは本当の力を発揮して、たくさんのお客様をお迎えしなさい。必ず、必ず護るゆえに…。」という内容でした。

 実際、それまでは、井戸がロビーの下に埋まる設計でした。結婚式という神事を司る仕事をしている私は、日頃から、とても信心深い事もあり、それこそ、ふるえあがりました。「もう少しで命を落とすところだった」本心からそう思いました。でも、間に合ったのです。このすばらしいパワーを持った古井戸は造成工事の間も無キズで残ったのです。

この井戸を、『水神様』としてお祀り為に、大幅な設計変更をする事になりましたが、気持ちはすがすがしく、変更着手後、またたくまに気に入ったすばらしいプランができあがりました。神仏のご加護があったとしか思えない出来事です。
 『水神様』は『吉野龍水』と命名いたしました。そして『吉野龍水』が鎮座するにふさわしい大きな池もつくりました。石岡の駅前、国府一丁目一番地でいつまでも、大切にお祀りして行きたいと思います。

そして、この『吉野龍水』に守られて、池の上に張り出した『虹のチャペル』でアトリウムウェディングを挙げるおふたりはもちろん、ホテルをご利用になるお客様がいつまでもいつまでもお幸せでありますようにお祈りいたします。